7月8日(土)にピュアリティまきびにて社内研修を開催しました。
テーマ「訪問看護に期待すること」
講師 星昌子氏 顧問
桒田裕敏氏 当事者
佐々木秋音氏 林道倫精神科神経科病院ソーシャルワーカー
今回「訪問看護に期待すること」というテーマで弊社スタッフに向け社内研修を行いました。
星顧問の企画により、当事者の桒田氏、林道倫精神科神経科病院のソーシャルワーカーの佐々木氏に発言者として参加していただきました。
まず桒田氏からは、ご自身の体験談を中心にその時々に何を思い、どのような行動をとったのか、また周囲の反応や支援者の対応に救われたことなど、非常に濃密な人生のストーリーの一部をお話いただきました。対象者の方が訪問看護についてどのように感じているのか、リアルな思いを聞くことができ自身の訪問を振り返るきっかけとなりました。
佐々木氏からは支援者の視点から訪問看護の必要性や期待について丁寧にお話ししてくださいました。訪問看護を依頼する前にまずご自身が対象者に信頼してもらうことができる関係性を作り上げていくことや対象者に退院時には「いってらっしゃい」、地域では「おかえりなさい」と言えるような支援体制作りの大切さを強調されていました。
星顧問からは「自己決定」「自己実現」を叶えていく上では対象者の人生を丁寧に知っていくということ、その上でリカバリーやストレングスモデルの考え方が非常に重要で欠かせないことであるということを経験と事例を通じてお話いただきました。
研修の最後には各スタッフから感想や日頃感じていることなど共有する機会も持つことができ非常に学びのある研修会となりました。
「利用者様のためにタウンサークルクオリティを高めよう!」
という思いを胸に、これからも様々な形態、視点を取り入れ、バージョンアップを重ねながら研修会を開催していく予定です。
以上
タウンサークルでは利用者の皆様に満足していただけるよう、質の高いオーダーメイドの訪問看護を目指しこれからも精進してまいります。今後ともよろしくお願いいたします。