6月18日(土)に社内研修会を開催しました。
今回の研修も16名のスタッフが参加し訪問看護で使える技術について学びました。
講師は当ステーションの看護師(3名)と作業療法士(2名)が担当し看護、作業療法の分野からそれぞれ講義と実技を行いました。
看護師からは排便状況に関する評価のポイントと実技を学びました。
精神科では向精神薬、下剤の常用、運動不足、食事の偏りなどで便秘に傾きがちな方がおられます。改めて「腹部の聴診や便について評価する意識を持つことができた」という振り返りができたようです。また普段の訪問業務の中で取り組んでいる排便状況の問診、薬物の使用、食事などの工夫点についての話し合い、便秘予防・解消につながる運動やマッサージについて学ぶことができました。
作業療法士からは「身体を通じて心を動かす」―精神科におけるストレッチの意味―というタイトルで講義と実技がありました。
「心」と「体」は繋がっているという考えのもと、ストレッチの意味や効果について学びました。単に身体を動かすのではなく、自身の身体の状態への気づき、心の動き、活動や参加への一歩へ繋げていけることを目標に取り組むことがポイント!とのことです。
基礎的なことを改めて学びなおしたり、他職種の得意分野や工夫している点について学ぶことにより、新たな発見や今までの業務を見つめなおす機会にもなりました。
「利用者様のために“タウンサークルクオリティ”を高めよう!」
という思いを胸に、これからも様々な形態、視点を取り入れ、バージョンアップを重ねながら研修会を開催していく予定です。
以上
タウンサークルでは利用者の皆様に満足していただけるよう、質の高いオーダーメイドの訪問看護を目指しこれからも精進してまいります。今後ともよろしくお願いいたします。